電気接続にまつわる「困った・・・」「こんなのできる?」に対応した実例集

ヒサワ技研は、これまで数多くの特殊仕様のコネクターの開発に携わってまいりました。その多くが「既存品は寿命が短くて困っている」「真空環境で使いたい」といった企業様のご要望・課題に、経験に基づく技術力を駆使してオーダーメイドで対応するというものです。こちらでは、企業様のご要望・課題に対して、当社の技術力で対応した事例をご紹介します。

要望!「挿抜力の小さいコンタクトを開発したい」

ご依頼いただいたのは、コネクターメーカーの開発部様。数十ピンのコンタクトが一体に取り付けられている多極のコネクターを手で抜き差しできるよう、1個あたりのコンタクト挿入力を従来品の3分の1程度に減らしたいとのことでした。

提案内容

低い接触圧でも接触抵抗の安定したコンタクトとなるよう、コンタクトバンド(通電用の板バネ)の使用をご提案。コンタクトバンドの設計は当社が担当し、コネクターを共同開発しました。

要望!「熱電対ソケットを開発したい」

ご依頼いただいたのは、電気部品の取り扱い商社様。Kタイプ熱電対と同じ材質のソケットコンタクトと、絶縁物に着脱可能な構造のソケットコンタクトを製造したいというご要望でした。

提案内容

量産が前提のため、一部に金型を使用しコストを下げることをご提案し、当社にて設計・開発・製造を担当しました。

困った!「180°程度の範囲でしか回転できない」

ご依頼いただいたのは、照明機器製造メーカー開発部様。照明パネルを点灯状態に保持したまま無制限に回転できるようにしたい、現状はケーブルで回転側と固定側を接続しているため180°程度の範囲でしか回転できないということでした。

提案内容

製品使用状況から通電用の板バネを使用した簡易構造の回転コネクターをご提案。初回打ち合わせに際し、類似構造の簡易サンプルを作製しご提示。試作品を作りました。

要望!「通電性能試験を行いたい」

ご依頼いただいたのは、加工業者様。コネクターメーカーから通電部品の製作を請け負っている加工業者から、該当製品の製造工程で使用している金型を修正したが、通電性能に変化がないかを確認したいというご要望でした。

提案内容

通電による発熱の要因となる接触圧など重要項目をピックアップし、試験項目をご提案。当社設備で過電流試験などを行いました。

要望!「信号線の取り出しをしたい」

ご依頼いただいたのは、医療関係者様。臨床試験で被験者にセンサーを取り付けてデータを取得しているが、このセンサー信号を取り出し別の機器と接続することで新たな切り口のデータを取りたいというご要望でした。

提案内容

論理計算を行うフリップ・フロップ回路(F/F回路)を設計・製作し、センサー機器内部に取り付けてケーブルで引き出し、先端部に取り付けたオーディオジャックで対象機器と接続することをご提案しました。